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本を読むのは結構好き。

物語的なのはあまり読まなくて、
ほとんどが自伝や随筆かな。

随筆の意味を辞書で調べると、

自己の見聞・体験・感想などを、筆に任せて自由な形式で書いた文章

だそうで、個人的には、
その本を著した人の、精神活動の記録だと思っている。

世の中に素晴らしい人ってのはたくさんいるわけだけど、
必ずしも、自分がその人に出逢えるとは限らない・・・
住んでいる場所も、生きた時代も異なる場合が多いから。

だけど、

その人自身はもうこの世に存在しなくても、
その人の精神は、本という形でこの世に残っている。

だから本を通して、一方的ではあるけれども、
その人の精神に触れることができる。

前置きが長くなったけれど・・・

正岡子規の
「病床六尺」と、
「仰臥漫録」

とにかくこれはすごい。
巻末の解説には、

強健な精神が病弱な身体に囚われたとき、どういう反応をおこすか。
「病床六尺」は、その反応のもっとも壮絶な、あるいは光彩陸離たる、稀有なるありようの自証である。

とある。
もう、この言葉が全てを表しているように思う。

こんな人と実際に知り合えたら、
自分の人生もまた違うものになったかもしれない
・・・なんて考えるけど、
少なくとも彼の精神には、本を通して今でも触れることができる。

だから本が好き。

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